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執筆者の写真yheiankendo

第1回横浜市中学校剣道技術普及会 2019年10月27日

平安剣道クラブです。


10/27、当クラブの卒業生が市場中学校チームとして、第1回横浜市中学校剣道技術普及会に参加しましたので見学してきました。


会場は横浜市立金沢中学校体育館、市内の中学校50校以上、300人以上が集まっての基本稽古の講習会でした。


講師は中体連剣道専門部長の中島先生でした。

先生からいくつかお話しがありました。

〈中島先生 開会式の言葉〉

1. 自分で考えて行動できる人になって欲しい。

2. 剣道以外でも人に認められる生活を送ってほしい。

3. 今回の稽古会では、皆さんが普段指導を受けている師匠とは違うことを言うかもしれないが、「こんな意見もある」のように参考にしてほしい。分からない時は皆さんの師匠の指導を信じて取り組んで欲しい。


稽古会では、素振りと切返しについて、様々な稽古内容に取り組み、休憩の後、各校の先生方を元立ちにした指導稽古、学生同士の地稽古でした。


素振りは、一挙動で取り組むこと、足から出ること、合図ギリギリまでためて一気に振ること、構えと構えを解いた状態の切り替えを素早くすること、跳躍素振りの足遣い、、、細かな指摘が、たくさんありました。取り組んだ素振りの種類も多岐に渡りました。


切返しは、左右の面を打つ際の竹刀の軌道の説明、打った時に肩の力を抜くこと、打つ瞬間は手首を使うこと、左右対称に打つこと、元立ちの時も気を抜かずに足さばきや間合いに注意することなど、多くの指導がありました。切返しの種類も多岐に渡りましたが、共通して指導があったのは、「切返しは、大きく、正確に、速く、軽やかに」でした。


この他、面打ち、指導稽古でも、中島先生からの熱心な指導がありました。


8時50分から始まり、途中の休憩を挟んで12時に終了と、正味2時間の稽古会でしたが、子供達にとっては、とても有意義な時間だったと感じました。


最後の閉会式での中島先生からのお言葉は以下の通りです。

〈中島先生 閉会式の言葉

1. 2021年に神奈川県では中学生ね全国大会が開催される予定であり、県では強化を進めている。

2. 今回の稽古内容は12月に毎年開催されている、関東近県の強豪校の合同合宿でやっているメニューと同じ内容。全国クラスの強豪校は皆、基本をしっかりやっている。

3. 冬場の稽古でしっかりと汗をかいておかないと、夏場に熱中症になりやすくなるので注意のこと。

4. 中学生のうちに基本をしっかりと身につけておかないと、高校生以降、伸びない。


以上、本当に盛りだくさんの内容の稽古会でした。今回の経験が中学生のみなさんの今後の稽古に生かされると良いと思いました。みなさん頑張ってください!


私個人的には、今回の稽古内容は、今後の当クラブでの稽古内容の参考にしたいと考えています。



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