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執筆者の写真yheiankendo

審判法講習会参加報告 2019年8月3日

更新日:2019年8月4日

平安剣道クラブです。


本日は神奈川県剣道連盟主催の審判法講習会に参加しました。

とても暑い中、100名以上の受講者が朝から参加して熱心に講師の先生方の指導を受けていました。


本日も先日から続く猛暑で気温は朝から30度近くありました。県立武道館の道場にはエアコンが無いので熱中症にならないようにこまめに休憩と水分補給をするように指示がありました。


講師は県連副会長の幸野先生をはじめ、澤部先生、笠村先生、田島先生、石原先生、吉村先生、八段の先生方でした。

鶴見区からは、私を含めて2名が参加していました。


講習は、講話、全体講義、模範審査、全員での審査実技、講評の流れで進められました。


幸野先生の講話では、どんな試合でも試合者が勝敗を決められるように、全ての事実を正しく判断し決定すること、審判員には判定の絶対的な権限が与えられているのだから独善や主観ではない妥当性と客観性に元づいた決断により判定しなければならないこと、このためには有効打突をしっかりと見極めること、禁止行為を見逃さないことが必要だとお話がありました。


続いて石原先生の全体講義では、試合審判規則第1条の審判の目的「剣道の試合につき、剣の理法を全うしつつ、公正明大に試合をし、適正公平に審判すること」の説明後、今年4月からの新規則の説明がありました。新規則では、竹刀や防具の安全性の面で、これまでに規則では明確になっていなかった点が明確にされています。しかしその運用は全国大会レベルでは今年から厳格になされているものの、それ以外の大会では浸透には時間がかかるようです。破損が大ケガにつながりやすい竹刀については新規定が大会前の竹刀計量で適用されているものの、胴着や防具の規定については試合後に審判が注意することはできるが強制力は無いとのことでした。安全性の観点から早期に新規定が浸透することが必要ですが、個人の持ち物の問題であり、急には変えられないとのことでした。


4会場に分かれての模擬審査では、逐一、講師の先生が試合を止めて有効打突の要件、なぜ今の打突を有効としたのか、主審を中心とした位置取りの具体的な方法、審判の所作について、などなど細かく解説いただきました。

私自身、位置取り、有効打突の見極めともに課題を感じましたが、位置取りについては以前よりも改善できたと感じました。主審がいかに試合者の動きを予測して先回りして動くことが大事なのかを改めて考えることができました。


それにしても、本当に暑かった講習会でした。模擬審査の試合者をやった時は暑くて汗が止まりませんでした。しかし、私自身にとって収穫が多い機会でした。審判法はとても難しいですが、所作の確認や有効打突の見極めなど出来ることを日頃から意識して取り組みたいと思います。


見学、体験稽古は大歓迎です。随時受け付けています。ご興味のある方は、コメント欄から連絡いただくか、メールや電話でご連絡いただきますようお願いします。



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