平安剣道クラブです。
2月14日、2021年第4回目、通常稽古でした。
参加者は、6年生3人、5年生1人、4年生5人(1名途中で帰宅)、3年生1人の合計10人、指導者は4人でした。
内容は、準備運動、素振り、空間打突、面を付けて切り返し、基本打ち、審査の立ち合いを想定した模擬審査、木刀による剣道基本技稽古法に取り組みました。
素振り、空間打突、切返しと基本打ちは、全体での取り組みとしました。
素振りと空間打突では、打突の動作を改めて確認しました。自分と同じ身長の相手が目の前にいることを想定して中段を構えること、打突の時は正しい面の位置を捉えること、面を打ち込んだ時の手の位置は右拳は肩の位置、左拳は胸(みぞおち)の位置を目安とすることを伝えました。
面を付けてからの稽古は、5・6年生と、4年生以下で分けての回り稽古としました(前回まで取り組んでいた3人1組では人数が半端になったので・・・)。稽古で指導した注意事項は以下の通りです。
切返し:体当たりを腰で強く当たること、左右面を正確に打つこと
面打ち:打突の後、遠くまで抜けて残心をすること
小手面打ち:小手も面も両方踏み込むこと
攻めて面・小手面:遠間から一足一刀の間合に入る時に相手の中心に割って入って打つこと
本当に基本的なことばかりですが、確認しながら取り組んでいます。
級審査を受審する5・6年生向けの模擬審査では、前回と同様に立ち合いの礼法から確認しながら取り組みました。今回は積極的に仕掛けて打つことが良くできました。立ち合いの始めと終わりの礼法では自部のペースで各々が動いていたので、相互に合わせて動作・礼をするように指摘しました。
3・4年生の試合稽古は、元気な立ち合いができた子と、消極的になってしまった子がそれぞれいました。苦手な相手との立ち合いだったり、うまくできなかった直後の立ち合いでは、消極的になってしまう場面があるので、稽古では思い切って動けるように声をかけて取り組んでいきます。
木刀による剣道基本技稽古法は、基本1から9まで通しで実施しました。前回の稽古で動作のおさらいをしたので、今回は比較的、スムーズに進めることができました。以前からの課題は、相互の間合いが遠くなりやすいことです。打突の際は有効打突部位を捉える距離感を保てるように指示しました。引き続き、回数を重ねて習熟度を高めるように取り組みます。
これからも、稽古に制約がある状況は続くので、今後も新型感染症対策を考慮した稽古に工夫して取り組んでいきます。
見学、体験稽古は大歓迎ですが、こんな状況なので事前に連絡をいただいた上で対応を検討します。ご興味がある方はコメント欄から連絡いただくか、メールや電話でご連絡いただきますようお願いします。
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