平安剣道クラブです。
11月21日、2020年第40回目の通常稽古でした。
参加者は、6年生3人、5年生1人、4年生5人、3年生2人、2年生1人の合計12人、指導者は4人でした。
今回の稽古内容は、準備運動、ランニング、基礎事項説明(踏み込み足、体当たり、切り返し)、素振り、足さばき、空間打突(振りかぶった時に一度止めてからの大きい面の空間打突・引き面の空間打突、中段の構えから合図に合わせて各種空間打突(大きい面・小さい面・大きい小手面・小さい小手面・引き面))、全員で面を付けて基本打ち、面を外して休憩後、木刀による剣道基本技稽古法に取り組みました。
空間打突は、事前の基本説明の時に踏み込み足について改めて説明した上で取り組みました。腰の水平移動を意識すること、右ひざの真下に踏み込むこと、イメージとして土踏まずの都度、注意すべき点を指摘して修正することで、正しい動作ができるようになっています。今後もこの稽古は継続します。
面を付けての稽古では、前回から始めた三人一組での取り組みとしました。今回も指導者が子供達を組み分けました。6年生2人と4年生の組、5年・4年・3年生の組、指導者と4年・3年生の組としました(残り3名は見学、1名早退。)。内容は2種類の切り返し(面で受ける、竹刀で受ける)、大きな面打ちを実施しました。また、今回は久しぶりに体当たりの説明と確認も実施しました。切返しでの体当たりが十分にできない子が多いので、体当たりの際の姿勢と、足の位置、腰・体重の水平移動、相手に当たる際のイメージ(相手の親指を踏む、ヘソとヘソをぶつけるイメージ)を指導しました。面を付けての稽古量がまだまだ少ないので、徐々に増やします。
木刀による剣道基本技稽古法は、2人組で基本7から9について実施しました。前回同様に子供達の組み合わせは指導者が決めて、6年生の組がお手本を示してから、各組での取り組みを実施しました。最初に、間合いについての説明(9歩の間合い、横手交差、一足一刀それぞれの間合い、打突の際は木刀の物打ちで相手の有効打突部位を捉えなければならなので常に間合いに注意すること)をした上で、相互の間合いの取り方に注意しました。ようやく2人組で基本9まで取り組むことができました。5・6年生4名、4年生2名、3年生1名は比較的上達が早いので引き続き反復練習で精度を上げていきます。その他の子達も少しずつ上達をしています。一部、この稽古法がとても苦手な子もいますが、竹刀での稽古に通じる稽古法なので、引き続き稽古を重ねて正しくできるように取り組みます。
今回は欠席者に加えて、稽古に来た子達にも体調の不調を訴えたり、気分が乗らずに元気が無い子が多く、全体的にダラダラした稽古となってしまいました。体調管理は各自がしっかりと取り組むようにしてください。そこで、11月22日と、28日の稽古はお休みとして、次回は29日にしました。新型コロナウイルスのPCR検査陽性者が増えています。再び稽古自粛になるのが不安なので、稽古ができる間は可能な限り取り組みますが、本日のように体調不良者が多い場合は
見学、体験稽古は大歓迎です。随時受け付けています。ご興味がある方はコメント欄から連絡いただくか、メールや電話でご連絡いただきますようお願いします。
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