平安剣道クラブです。
4月14日に県連主催の横浜地区剣道伝達講習会に参加しました。
平成最後の日ですね。平成中に取り組んだことの報告は平成のうちにしておきます。
当日は200名以上が参加。県立武道館の中が人でごった返していました。鶴見区からは私も含めて7名が参加。会長を始め役員、理事の方々が参加されていました。
伝達講習会とは、剣道の本質は変わらないものの、社会環境と剣道界の繋がり・関わり方は常に変化していることから、その時々で修正が必要となるため、毎年、全剣連から方針を伝達するために行われているものです。東日本伝達講習会の内容を、神奈川県の各地で県連幹部が講習会形式で伝達しています。
冒頭に滝沢副会長から、大きく分けて5つの内容の話がありました(伝達講習会の説明を含めると6つ)。
(1)全剣連が発行している「剣窓」は剣道界の多くの情報を発信しているので講読をお勧めすること、
(2)剣道形の指導をしっかりして欲しいこと、
(3)木刀による剣道基本稽古法を竹刀剣道においても十分に活用して欲しいこと、
(4)試合審判規則の竹刀・道着・防具の規定が変更となったが、県連では移行期間を設けて対応すること、
(5)最近、剣道や居合道の関係者の倫理観が問われるニュースが多いので十分に自覚を持って欲しいこと。
講習会は岡見先生が担当し、剣道形、木刀による基本稽古法、審判法についての講習がありました。
(1)剣道形は、正しい形を打つこと、講習会資料を良く読み込むこと。講習会を活用して正しい情報を頭に入れること。審査前だけでなく常に形の稽古をすること。
(2)木刀による基本稽古法は、竹刀剣道への応用に積極的に取り組んで欲しい。
(3)審判法は、的確な判断ができるようにすること、反則を見逃さないこと。自分で出来ない技は審判できないので、自身の稽古も積んで、試合で判定ができるように取り組むこと。
私は初めての伝達講習会の参加でした。参加人数が多く、とても慌ただしい感じでしたが、内容が盛りだくさんであり、有意義な講習会でした。
審判講習会では試合者としての参加のみで審判としての講習を受けられなかったのが残念でした。審判の講習会は今後も積極的に参加します。
本講習会含め、これまで受講した講習会では、さまざまな情報が入手でき、とても有意義だと感じています。今回勉強した内容をクラブの稽古に生かせるように検討していきます。
試合審判規則の変更点は全日本剣道連盟のホームページに掲載されています。クラブでも県連の指示に従い指導をしていきます。
全剣連 https://www.kendo.or.jp/information/20190329/
写真は、講習会当日の武道館の様子です。すごい人でした。
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